ラフマニノフ ピアノ協奏曲第二番
のだめカンタービレでも千秋くんが音大でのコンサートでオケとやってた曲で
知名度の高い曲だと思います。
私も大好きな曲で、一度だけ生演奏を聴いたことがあります。
2年前の6月。もう2年も経つんだ。
浜松にロシアナショナル管弦楽団が来て、ピアニストもロシア人のアレクサンダー・コブリンさんという人(知らなかったですが)。
チャイコフスキーの交響曲第四番もやってそちらもすっごくよかった!
この曲は第一楽章と第三楽章がとくにすき。
第一楽章のはじまり、鐘が重々しく鳴り響くピアノ、
ロシアっぽいゆーったりとしたリズムで暗い主題がラフマニノフの沈んだ精神状態を表してるみたいです。
でもハッと美しい旋律が現れて、なんでラフマニノフってこんなピュアで泣かせるメロディーを思いつくのかって感激します。
第三楽章は、ついに長い悩みから抜け出せたのかなっていう感じがして、
自分と重ね合わせて、こんな風に解放されたいって願います。
第一楽章~第三楽章まで30分以上あるけど、これは全部通して聴いてひとつの
物語のようだと自分は思っています。
そして集中して聴き入っていると、不思議とあっという間なんですね。
でもBGMには向いていないかな、起伏が激しいし、つい聴きいっちゃうから。
今日も結構どんよりとした気分だったので、この曲を聴いて
ラフマニノフさんのパワーを借りて少し元気になれました。
ブログを書き終わったら、ピアノでも弾いてさらに元気を取り戻したいと思います。